キャッシングを利用した時に発生している過払い金を請求するには
キャッシングを利用したことがある方には、「過払い金」が発生している可能性があります。
「過払い金」とは、違法な金利によって払い過ぎてしまった利息分のことを指します。
キャッシングを利用した時に過払い金が発生している場合、過払い金請求をして過払い金を取り戻すことができます。
ここでは、キャッシング利用者の過払い金請求について詳しく解説します。
「以前キャッシングを利用していた」 「高い金利で返済をしていた」 という方は過払い金が発生している可能性が高いのでぜひ専門家にご相談ください。
もくじ
そもそもキャッシングとは何か
キャッシングとは、ATMやCD(キャッシュディスペンサー)などの無人機でお金を借入するサービスです。上限金額以内なら自由に借入が行えるという特徴があります。
- クレジットカードを利用したキャッシングサービス
- カードローンのキャッシングサービス
の2つがあります。
キャッシングを利用していた人の中で過払い金請求できる人とは
クレジットカードやカードローンのキャッシングを利用していた人の中でも、過払い金が発生しているのは、
- 違法な金利でキャッシングサービスを利用していた
- 2007年から2008年以前にキャッシングを利用していた
という条件に当てはまる人のみになります。
キャッシングを利用していても2007年から2008年以降に借入をおこなっていた場合や、金利が法の範囲内であった場合は過払い金が発生していないので、過払い金請求をすることはできません。
「いつキャッシングを利用していたのか忘れてしまった」
「金利がどのくらいなのか、違法かどうかなのか分からない」
違法な金利でキャッシングサービスを利用していた
違法な金利とは、「グレーゾーン金利」のことです。
グレーゾーン金利とは、利息制限法と出資法の上限金利の差のことを指しています。
利息制限法では、
- 借入金額が10万円未満・・・上限金利は20%
- 借入金額が10万円以上100万円未満・・・上限金利は18%
- 借入金額が100万円以上・・・上限金利は15%
というように定められています。
しかし、法改正が行われる前の出資法では上限金利が29.2%と定められていました。 この金利の差がグレーゾーン金利です。 キャッシングサービスを利用していた際の金利がグレーゾーン金利に該当する場合、過払い金が発生しています。
2007年から2008年以前にキャッシングを利用していた
2010年6月に法改正がおこなわれ、グレーゾーン金利は廃止されました。
しかし、それより少し前の2006年に最高裁判所で「出資法と利息制限法の上限金利の差であるグレーゾーン金利は違法である」という判決が出ました。
そのため、判決を機に自主的に金利の引き下げをおこなった貸金業者やクレジットカード会社も多く、2008年以降のキャッシング利用では過払い金が発生する可能性が低くなっています。
よって、過払い金が発生する可能性が高いのは、2007年から2008年以前にキャッシングを利用していた方になります。
キャッシングの完済・返済中にかかわらず過払い金請求をおこなうことができる
キャッシングの過払い金請求をおこなう際、基本的に返済している途中か完済しているかどうかに関わらず、過払い金請求の手続きをすることができます。
ただし、返済している途中か完済しているかによってリスクが異なるため、それぞれのケースに分けて解説します。
返済途中に過払い金請求を場合
返済途中の過払い金請求のポイントは「過払い金で残りの借金を完済できるかどうか」にあります。返済中の過払い金請求では、過払い金は残りの借金の返済にあてられます。
借金を完済できる場合、ブラックリストに載ってしまうのは、過払い金請求の手続きが終わるまでの期間です。過払い金請求の手続きが終わり、借金が完済できればブラックリストに情報が残ることはありません。
一方、借金を完済できない場合、「ブラックリストに載ってしまう」リスクがあります。
過払い金を取り戻しても残りが完済できなかった場合、貸金業者と借金減額の交渉をおこなったとみなされ債務整理の1つである任意整理扱いとなります。よって、完済できない場合はブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載るとは?
ブラックリストに載るとは、信用情報機関に事故情報が登録されてしまうことを指しており、延滞・債務整理・代位弁済・強制解約のいずれかをおこなった場合に載ってしまいます。
ブラックリストに載るとクレジットカードやローンの審査に影響が出ます。
ブラックリストに載ることより過払金請求を優先すべき
ブラックリストは必要以上に恐れることはありません。 クレジットカードの審査に影響が出てしまうものの、クレジットカードを使うのではなくデビットカードや家族カードを使えば不都合が起こることはありません。
また、ブラックリストに載るとローンの審査にも影響が出てしまいますが、ローンを利用しなければ生活にも支障がありません。何よりもブラックリストの情報は一定期間が過ぎれば削除されます。
ブラックリストのリスクを考えるよりも、借金が減らせるという大きなメリットがあるので、キャッシング利用で過払い金が発生しているなら手続きをおこないましょう。
すでに借入分を完済している場合
完済している場合、基本的にリスクなく過払い金請求をおこなうことができます。
ただし、過払い金請求には「消滅時効」というものがあり、一定期間が過ぎると過払い金請求ができなくなってしまいます。 消滅時効は「「最後に取引した日から10年」です。つまり、最後に借入した日や返済した日から10年ということになります。
完済している人は時効が目前に迫っていることが多いのでなるべく早く過払い金請求をおこないましょう。
キャシングの過払い金請求は専門家に依頼するのが良い
基本的に過払い金請求の手続きは専門家に依頼するのが望ましいです。
専門家は過払い金請求の交渉に強いため、多くの過払い金を取り戻すことができるようになります。また、すべての手続きをお任せすることができるので、自分の時間をかけずに過払い金請求ができます。
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