クレジットカードの過払い金請求の条件と請求後もカードを使用する方法
過払い金は消費者金融からの借り入れだけでなく、クレジットカードにも発生します。
違法な金利でお金を借りていれば、毎月一定の金額を支払う「リボ払い」で返済していても過払い金は発生しています。
クレジットカードの過払い金請求をおこなうとクレジットカードが使用できなくなる・新しく作成ができなくなると思っている方がいますが、基本的には過払金請求してもクレジットカードは使用・作成できます。
ただし、全てのクレジットカードに過払い金が発生しているわけでなく、クレジットカードの利用状況によってはクレジットカードが利用できなくなる可能性もあります。
リスクなくクレジットカードの過払い金請求するためには、クレジットカードの過払い金請求できる条件・できないケース、手続き後の影響、注意点などを把握しておくことが大切です。
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もくじ
クレジットカードにも過払い金が発生する
過払い金が発生する条件
「過払い金」とは、違法な金利によって返済し過ぎてしまっていたお金です。2010年以前に貸金業者から借り入れをしていた方、今も継続して返済している方は過払金が発生している可能性があります。
過払い金が発生した原因である違法な金利は、一般的にグレーゾーン金利と呼ばれます。グレーゾーン金利が発生してしまった背景には、利息制限法と出資法という2つの法律があります。
借金に対する利息の上限は、利息制限法と出資法という2つの法律で定められています。利息制限法で定められた上限金利は最大で年20%でしたが、2010年6月18日に施行された貸金業法及び出資法の改正まで、出資法で定められた上限金利は最大で年29.2%となっていました。
利息制限法と出資法で上限金利に差があったことから、多くの貸金業者が利息制限法を超えた出資法の範囲内で金利を設定していたため、過払い金が発生しています。
- 過払い金が発生する条件について詳しくみる
- 過払い金が発生する条件と請求時に確認すべきポイント
クレジットカードの過払い金請求ができる条件
クレジットカードには、クレジットカードを使ってお金を借りることができるサービス「キャッシング」と、クレジットカードで買い物や飲食の支払いをおこなうことができるサービス「ショッピング」がありますが、過払い金請求ができるのは「キャッシング」のみです。
キャッシング利用時には金利が発生していて、利息制限法の上限を超えた金利だった場合はクレジットカードにも過払い金が発生するためです。
ショッピングは借金ではなく立て替えになるので、利用した金額にプラスして発生する金額は手数料になり、過払い金が発生しません。
2010年6月17日以前にキャッシングでお金を借りていた場合は、過払い金が発生している可能性がありますので、該当する方は過払い金が発生していないか調査するとよいでしょう。
リボ払いしていても過払い金請求はできる
毎月一定の金額を支払う「リボ払い」を利用している方も過払い金請求は可能です。
クレジットカードの過払い金請求は、2010年以前にクレジットカードのキャッシングを利用していることが条件ですので、過払い金が発生していれば支払い方法は関係ありません。
むしろ、リボ払いで返済していた場合は借入額が増えやすく、利子負担が大きくなる傾向があるために、より多くの過払い金が発生している可能性があります。
2010年以前にキャッシングで借り入れをおこなって、リボ払いしていた方・現在もリボ払いで返済している方は、過払い金が発生している可能性がありますので、一度調査してみてください。
過払い金が発生している可能性が高いクレジットカード会社
クレジットカード会社および信販会社のなかで、上限金利を超えた貸付をおこなっていた会社は、主に以下が挙げられます。
- 三菱UFJニコス(旧日本信販)
- クレディセゾン(セゾンカード)
- セディナ(旧セントラルファイナンス、OMCカード、クオーク)
- イオンクレジットサービス(イオンカード)
- オリエントコーポレーション
- アプラス
- ライフカード
- エポスカード(マルイカード)
- ジャックス
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クレジットカードの過払い金請求ができないケース
ショッピングには過払い金が発生しない
クレジットカードのショッピングには、過払い金は発生しません。
クレジットカードのショッピングは、クレジットカード会社にお金を立て替えてもらう形なので「借金」ではなく「立替金」になります。
立替金に発生するのは「利息」ではなく「分割手数料」のため、払い過ぎた利息である過払い金を請求することはできません。
2010年以降のキャッシングでは過払い金が発生しない
過払い金は違法な金利で借り入れをしていた場合に発生する払い過ぎた利息ですので、法定内の金利で借り入れていたときは過払い金が発生しません。
過払い金が発生する原因となっていた出資法の上限金利が2010年6月18日に法改正される動きに伴って、多くの貸金業者が2008年頃から利息制限法の範囲内に金利を引き下げています。
クレジットカードのキャッシングの金利も同様なので、2010年以降にキャッシングを利用していた場合は過払い金が発生しません。
過払い金の時効が成立している
過払い金請求には消滅時効という制度があります。最後に返済した日から10年経ってしまうと過払い金請求ができなくなってしまいます。
クレジットカードの過払い金請求も同様に、「最後にキャッシングした日、または最後にキャッシングの返済をした日から10年」経つと過払金を取り戻せなくなってしまいますので、早めに過払い金請求をおこなうことが大切です。
過払い金請求の対象はキャッシングだけなので、ショッピングの返済日は関係ありません。ショッピングの返済が毎月あっても、キャッシングの完済日が10年経っていれば時効が成立してしまうので、過去にキャッシングを利用していて完済日がわからない方は、すぐに司法書士や弁護士の専門家に依頼して確認するようにしましょう。
- 過払い金の時効について詳しくみる
- 過払い金請求できる期限と時効を止める方法、10年過ぎても取り戻せる条件
クレジットカード会社が倒産している
時効が成立していなくても、過払い金請求先のクレジットカード会社が倒産してしまうと、過払金を取り戻せなくなる可能性が高いです。
過払い金のあるクレジットカード会社が倒産すると、「配当金」という形で過払金を受け取ることになりますが、配当金は債権者全員に平等に分配されるものなので、発生している過払い金よりもとても少なくいのがほとんどです。
時効までに期限があるからと過払い金請求を後にしていると、貸金業者が倒産して過払い金を取り戻せなくなる可能性がありますので、過払い金が発生している場合は早く手続きをおこなうようにしましょう。
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過払い金請求したときのクレジットカードへの影響
請求先のクレジットカードは解約される
過払い金請求をおこなうと請求先のカードは解約扱いになり、手続き後は使用できません。
過払い金請求は貸金業者からすると損失に繋がる行為ですので、基本的には請求先のクレジットカードを再び作ることはむずかしいです。
しかし、クレジットカード会社によっては、延滞や滞納などがなく円滑に支払いしていた利用者であれば、再び審査を経て再発行してもらえるケースがあります。
請求先の別ブランドのカードも一緒に解約される
クレジットカードの過払い金請求は、貸金業者ごとにおこなうため、複数のクレジットカードのブランドを発行している場合は全て解約扱いになります。v
解約時に残高が残っている場合は返済を求められますので、過払い金請求先が発行するクレジットカードを複数持っているときは、事前に残高ないか確認しておきましょう。
基本的には過払い金請求してもクレジットカードへの影響はない
クレジットカードの過払い金請求をおこなった場合、請求先のクレジットカードは解約になりますが、ほかのクレジットカードは通常通り使用することができます。
基本的にほかの会社であれば、過払い金請求後も新規作成時に審査への影響はありません。
過払い金請求後にクレジットカードの利用や作成ができなくなるのは、ブラックリストにのってしまった場合です。(信用情報機関にマイナスな情報である事故情報が登録された状態)
完済しているクレジットカードのキャッシングへの過払い金請求であれば、ブラックリストにのることはありません。
- 完済後の過払い金請求について詳しくみる
- 完済した借金の過払い金請求はリスク・デメリットなく手続きできる
クレジットカードの支払いが残っているとブラックリストにのる可能性がある
返済中のクレジットカードのキャッシングに過払い金請求する場合は、取り戻した過払い金で完済できなかった場合、債務整理扱いとなってブラックリストにのってしまいます。
ブラックリストにのってしまうと、請求先のクレジットカードだけでなく、他の利用しているクレジットカードの使用ができなくなります。新規作成もブラックリストにのっている状態ではむずかしいです。
ただし、ブラックリストにのる期間は、完済から最低5年で一生ではありません。登録期間が過ぎれば、情報は削除されて再び審査に影響がなくなるので、クレジットカードを作成して使用できるようになります。
取り戻した過払い金で残っているキャッシングの支払いを完済できれば、ブラックリストにのらずに使用し続けることができますので、過払い金請求後もクレジットカードを利用したい場合は、事前に過払い金で完済できるか司法書士や弁護士に確認してもらうようにしましょう。
- 返済中の過払い金請求について詳しくみる
- 返済中の借金に発生している過払い金を請求するメリット・デメリット
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クレジットカードの過払い金請求の注意点
ショッピングの残高がないか確認する
ショッピングの支払いが残っている状態で過払い金請求をおこなうと、返還された過払い金を残り返済にあてられます。
完済できれば問題ありませんが、過払い金をあてても支払いが残ってしまう場合は、債務整理を続けておこなうことになるのでブラックリストにのってしまいます。
ブラックリストにのると、貸金業者から返済能力に問題がある人物としてみられてしまい、新規借り入れをはじめ、クレジットカードの作成や住宅ローン・カーローンを組むことがむずかしくなります。
ブラックリストにのることを回避するためには、事前にキャッシングの残高だけでなくショッピングの残高も確認して、支払いの有無や完済できるか確認することが大切です。
貯めたポイントは使いきる
過払い金請求したクレジットカードは解約になってしまいますので、もしポイントを貯めていた場合は失効してしまいます。
多くのポイントが貯まっている場合は、過払い金請求する前に使い切っておくようにしましょう。
毎月の引き落としがある場合は別のクレジットカードに変更しておく
過払い金請求先の貸金業者が発行するクレジットカードは全て解約になります。
光熱費や水道代、携帯電話の料金など、生活費の支払いを請求先のクレジットカードでおこなっている場合は、事前に他のクレジットカードに変更しておきましょう。
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ブラックリストにのるとクレジットカードを完済から5年ほど使用・作成できなくなる
クレジットカードのキャッシングに残高があった過払い金で返済できなかった場合や、ショッピングに支払いが残っていて過払い金で返済できなかった場合など、請求先のクレジットカードの返済が残ってしまうときはブラックリストにのってしまいます。
ただし、一生ブラックリストにのるわけではありません。完済してから5年ほど経てば情報が削除され、クレジットカードを新しく作成できる可能性があります。
また、どうしてもクレジットカードを利用したい場合は、代用方法がありますので、検討してみてください。
デビットカードで代用できる
通販などカードで決済が必要な場合は、デビットカードを利用する方法があります。
デビットカードは利用したときに口座からその分の金額が引き落とされるサービスで、ブラックリストにのっていても作成することができます。
クレジットカードがなくても、デビットカードがあれば、カード決済をおこなうことができて、現金を持ち歩く必要もありません。
家族カードなら使用できる
デビットカードではなく、どうしてもクレジットカードが必要な場合は家族カードを発行してもらう方法があります。
家族カードを発行する場合は、審査対象が親カードを所有している人だけですので、審査が通ればブラックリストにのっていてもクレジットカードを作成し、使用することができます。
ETCならETCパーソナルカードを使用できる
ETCカードはクレジットカードに紐づいていますので、クレジットカードが使用できない場合は、ETCカードも利用できなくなります。
ETCパーソナルカードは、保証金(デポジット)を預けて、その預けた金額の範囲内で高速料金を支払う仕組みです。そのため、ブラックリストにのっていても作成することができ、高速道路の料金所でカードで支払うことが可能になります。
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リスクなくクレジットカードの過払い金請求するために
過払い金は消費者金融だけでなく、クレジットカードのキャッシングでも発生しています。2010年6月17日以前にクレジットカードのキャッシングを利用していた方、もしくは今も継続して返済している方は過払い金請求できる可能性があります。
完済したクレジットカードのキャッシングであれば、ブラックリストにのることなく、リスク・デメリットなしで過払い金を取り戻すことができますので、時効がくる前に早めに手続きをおこなうようにしましょう。
返済中のクレジットカードのキャッシングに過払い金が発生している場合や、キャッシングは完済しているがショッピングの支払いが残っている場合など、解約時にクレジットカードの支払いが発生する場合は、ブラックリストにのって手続き後にクレジットカードの使用・作成ができなくなる可能性があります。
ブラックリストを回避するためには、過払い金で完済できるかどうか事前に確認することが必要ですので、手続き後もクレジットカードを使用したい場合は司法書士や弁護士にまずは相談するようにしてみましょう。
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